CCCS施工後動画
参考CCCS施工直後の動画です。すごい勢いでカーボンが出ているのがわかります。
カーボン堆積の原因
故障でもないのに調子が悪くなる原因は、燃焼室、ピストン、バルブ等に堆積する カーボン の可能性があります。
カーボン が堆積する主な原因は、不完全燃焼です。
常に理論空燃比で、完全燃焼すればよいですが、そう都合よくいきません。
※低回転では、燃焼室内にカーボンが堆積しやすい
特にエンジン回転が低いと吸気量が少なく、ガソリンとうまく混合しづらくなり、燃焼温度も低い為、どうしても HC (炭化水素)が発生しやすくなり、カーボン が溜まりやすくなります。
発生した カーボン は、カーボンデポジット として、燃焼室、ピストンヘッド、吸排気バルブ等に堆積していきます。
その為に、良い燃焼が妨げられ、エンジンの調子がイマイチ、回転の上がりが鈍い、パワー減少、燃費の悪化等という症状が出る場合があります。
※「チョイ乗り」しかしないと燃費が悪い?
また、いわゆる「チョイ乗り」ばかりしている車は、エンジンに良いとは言えません。
エンジンはある程度発熱した状態で、性能が発揮されるように設計されています。
短距離を走るだけでは、エンジンが温まったころにはエンジンを切ることになりますから、燃費も悪くなります。
それは、始動時はコンピューターにより暖気が終わるまでガソリン噴射量が多くなっています。
これはエンジンを始動しやすくと暖気の為です。
これがどういうことかというと、毎日乗っていても10分程度しか走らせていないと、暖気が終わらないうちに走り終わってしまうということです。
これでは、常にガソリンが濃い状態ですので、車本来のエンジンの燃費性能を引き出すことはできません。
暖気が終わった時点で適正な空気とガソリンの混合割合となり、燃費はもちろんのことエンジンの性能が十分に発揮されるわけです。
※「チョイ乗り」は、燃焼室内にカーボンが堆積しやすい
暖気が終わらない状態ですので、ピストンが想定された状態まで温度が上がっておらず、膨張しきっていないので首振り動作が大きく、気密性が低い状態での運転となり、ブローバイガスが増えます。
こうなりますと、吸気系に含まれるオイルも多くなり、燃焼室でのカーボンの堆積やピストンリングの汚れも増加します。
必然的にエンジン内に カーボン が溜まりやすい状況になります。
これがまた、圧縮圧力の低下やブローバイガスの増量になり、エンジンオイルの劣化を促進させる悪循環となります。
燃焼室洗浄システム「CCCS (トリプルシーエス)」は、燃焼室に付着してしまった汚れをクリーニングし、
燃焼状態を改善させ、エンジンコンディションを回復させます。
燃焼室洗浄システム CCCS(トリプルシーエス)完成
構想から3年
開発から完成まで2年
ついに完成!
燃焼室洗浄システム CCCS (トリプルCS)
どのようなマシンかは、企業秘密の塊ですので画像にて
お見せるすることはできないのですが・・・
CCCS開発に至った経緯
やはり 直噴エンジンの登場 が発端ですね・・・
汚れ方が ポート噴射エンジン の比じゃないレベル
当店でも 大人気の RECS レックス があるじゃないかって?
そう!これも非常に優れた製品です!!
定期的に施工していただいていたら、これでもかなり有効なのですが・・・
現実的に、世の中のどれほどの人がご自身の車が、直噴エンジンで燃焼室が非常に汚れやすく
定期メンテナンスが重要だと認識している方がいますか?
現実は、ほとんど居ないでしょう・・・
メカのことを言われてもチンプンカンプン!
昔から変わらない乗り方だと思われます。
現在、当店の代車に トヨタ ノア AZR60 直噴エンジン搭載車
があるのですが・・・
数人のオーナーさんを経て来ましたが、おそらく燃焼室のメンテナンスはほとんどほったらかし状態かと思われます。
ちょっと、オイル食いの気があるようで・・・
するとどうなっているかと言いますと・・・
燃焼室内にカーボン がカチカチに硬質化して堆積されています。
何度か RECS レックスの施工を試みたのですが・・・
見た目の変化と体感の部分で十分な結果が得られてないと感じていまして・・・
こうなってしまうと RECS レックスでも完全に取りきることが出来ない・・・
なんとかならんかと・・・
モヤモヤ感でモンモンとした日々・・・
業務の合間や休日に、こういうのはどうやと・・・
試行錯誤でゴソゴソ・・・
そこで、足掛け3年でようやく形になってきましたので
今回テスト 段階に入ります。
CCCS施工テスト結果
施工前の燃焼室内のピストントップ
全部黒くて何か分からないですか?
黒いのはカチカチになった 硬質カーボン です。
CCCS施工後
施工直後の燃焼室内のピストントップ
90%以上 硬質カーボン が取れています。
刻印もハッキリ見えるほど、綺麗になりました!
凹み部分の黒は燃焼による変色です。
私も、これほど取れるとは 本当に驚きでした!
やった自分がビックリ!!
続いて
燃焼室内に 残ったカーボン を焼き吹き飛ばします!!!
RECS レックス はマフラーから 白煙ですが・・・
私も ビックリ の・・・
昔のディーゼルトラックか! というほどの
鬼のような黒煙!!
こんなに出るならカメラで動画撮影の用意をしとけば
よかったのですが・・・
今回初の試みでして、
まだ手探り状態で・・・
それでも、ピットの床は
硬質カーボンの汚れ汁 と 黒煙によって黒く汚れた状態!
えげつない取れよう・・・
そして
特殊洗浄マシン側 で回収した洗浄液の一部
真っ黒ですが、これをしばらく放置させて・・・
洗浄液を捨てると
すごい 硬質カーボンの量です!!
一部ですが、これだけ一度に汚れを回収出来てます!!
その結果が、
これで何が変わるか? が一番気になるところですよね?
施工後に試運転です!
変化を体感出来るのか、ドキドキでしたが・・・
なんだ!!
この変わりようは・・・
新車時の エンジンパワー ってこんなんだったのか?と私も驚きました!!
施工前と走りが全然違う!!
驚くほどのトルク感・加速感・燃費改善大(燃料計の針の落ち方があきらかに違う)
・振動大減・静粛性向上等・・・・
体感レベルは RECS レックス の比じゃない!!
効能は RECS レックス と同じですが
作用は 数倍!!
これから、まだまだモニターが要りますが
直噴エンジン・まともなメンテをしてない車・オイル食いしてる車 には
非常に効果的 ではないかと思われます。
工場長